2016年4月1日金曜日

素敵な銚子

帰省中の計画その3、銚子で久々にカモメを見に行くこと。銚子に来るのは中学2年生の頃が最後だったと思う。青春18切符があれば2千円ちょっとで行けるのに、なぜ関東に住んでいる間にもっと行かなかったのか...と悔やまれます。

というわけで18切符を握りしめて電車にゆられること4時間(尻が痛くなりました)。ついに銚子にやってまいりました。

カモメ! / iPhone5S

ここは言わずと知れたカモメ類の聖地で、その数は凄まじいのです。どこに目をやってもカモメ、カモメ、カモメ...
というのは言い過ぎかもしれませんが、これだけカモメがたくさんいると色々な種類がいるわけです。

ウミネコ成鳥 / Nikon D300,AF-S nikkor 300mm F4

一番目につくのはウミネコ。他のカモメ類に比べ換羽が早いのですでに綺麗な生殖羽になっています。若い個体をあまり見かけなかったのが不思議でした。渡りのタイミングが違うのかも。

Nikon D300,AF-S nikkor 300mm F4

ロープに連なっていました。すぐ近くに寄っても逃げない!

大型カモメは若い個体もよく見られました。オオセグロカモメは個体差が多いのでセグロカモメと迷う個体も。

 典型的な個体 / Nikon D300,AF-S nikkor 300mm F4

 ちょっと黒っぽい / Nikon D300,AF-S nikkor 300mm F4

磨耗して白っぽいですが、風切りの色が残っていること、くちばしの色からシロカモメではないことは一目瞭然
 / Nikon D300,AF-S nikkor 300mm F4

お次はワシカモメ。こちらは第一回冬羽の個体はよく見かけましたが、成鳥は2羽しか見かけませんでした。成鳥、1Wとも初列風切と背中の色が単調なのが特徴ですね。若い個体は足が汚れた色をしているのもポイント。それにしても立派なくちばし...

 美しい!ワシカモメの成鳥は久々に見ました / Nikon D300,AF-S nikkor 300mm F4

もっさりチョコ色のワシカモメ1W / Nikon D300,AF-S nikkor 300mm F4

関東以西ではなかなか出会えないミツユビカモメが見られるのも銚子のいいところ。止まっている個体はすぐに飛んでしまってゆっくり観察できませんでしたが、水揚げ場で飛ぶ個体を複数見つけました。

ヘッドホン模様とレモン色のくちばし、バチ型の尾が独特 / Nikon D300,AF-S nikkor 300mm F4


だいぶ磨耗が進んでいるようでした / Nikon D300,AF-S nikkor 300mm F4


(ただ)カモメも近い!向かい風に乗ってふわふわ〜  / Nikon D300,AF-S nikkor 300mm F4

漁船が帰ってくるころ、おびただしいほどのカモメが集まってきました。ちょっとこの漁船に乗ってみたい。

 うおおおお / Nikon D300,AF-S nikkor 300mm F4

漁港の屋根に並ぶセグロカモメたち / Nikon D300,AF-S nikkor 300mm F4

折り返し地点にある、小さな干潟。広い銚子のなかでも濃いスポットで、主に大型カモメの若い個体が集まっています。

茶色いのが、うじゃうじゃ / Nikon D300,AF-S nikkor 300mm F4

今回、この干潟では2個体のカナダカモメを見ることができました。そのうちの1個体はカムリアンとの中間個体。

華奢な体格、尾羽より長く出た初列風切がカナダらしい / Nikon D300,AF-S nikkor 300mm F4

オオセグロカモメ(おそらく)のバフ変個体も見られました。雪だるま。

普通に磨耗するだけではここまで白くならないそうです / Nikon D300,AF-S nikkor 300mm F4

銚子はカモメ以外にもいろいろな海鳥が見られるのですが、期待していたウミスズメやビロードキンクロは見つけられず。電車の関係で現地に4時間しかいられなかったので、しょうがないか...

 キンクロハジロ / Nikon D300,AF-S nikkor 300mm F4

オオバン / Nikon D300,AF-S nikkor 300mm F4

遅い昼食をとって帰りの電車へ。各停だったので家に着くまで5時間以上かかってしまいました。やはり鈍行でいくには限界の距離だということを実感。車欲しいなぁ...。

まなもと


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